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腸内フローラと年齢

私達の腸内には、生まれて間もない頃から様々な細菌が生息し、その数は約1000種類・100兆個にも及ぶことが知られています。これらの腸内細菌には、健康に有益な善玉菌と、様々なトラブルに関わる悪玉菌、そのどちらにも属しない日和見菌に大別され、これら様々な細菌種が腸内に生息する様子をお花畑に模して、腸内フローラと呼ばれる様になりました。

腸内フローラは、年齢や食生活によって変化する事がわかっています。
例えば、生まれたばかりの赤ちゃんは、母乳を飲むことによって善玉菌の代表であるビフィズス菌が腸内フローラの優勢を占めますが、その後、離乳期・成年期・老年期と年齢を重ねるに従って、腸内フローラでは悪玉菌が優勢になることが知られています。
また、腸内フローラは偏った食生活やストレス等、生活習慣によってもバランスを崩すことが知られており、10~20代の方でも悪玉菌が優勢になってしまうことが多くなってきました。

ビフィズス菌の働き

健康的な腸内フローラに整える代表的な善玉菌で、健康維持に有効な幅広い働きが知られています。
①便秘や下痢を防ぐ
ビフィズス菌の産出する短鎖脂肪酸等が腸の蠕動運動を促し、便性を改善します。
②腸内のカルシウム吸収を促進する
ビフィズス菌が腸内を弱酸性に保ち、カルシウムの吸収を助ける役割を果たします。
③腸内の腐敗産物の発生を抑える
腸内フローラをビフィズス菌優勢にすることによって悪玉菌の増殖を抑え、悪玉菌が産出する腐敗産物の発生を抑え、便臭を改善します。

これら以外にも、最近の研究ではビフィズス菌に関する幅広い可能性が報告されております。

オリゴ糖とは

ぶどう糖や果糖といった単糖が2~10個程度つながった糖をオリゴ糖と呼びますが、一般的には善玉菌を増やし、おなかの調子を整える甘味料というイメージが定着しています。
難消化性のオリゴ糖は胃や小腸で消化されず大腸に生息する善玉菌の栄養源になりますので、おなかの調子を整える役割に加えて、血糖値を上げにくく、カロリーが低いことが特徴です。

『オリゴのおかげ』
ってどんな商品?

『オリゴのおかげ』は、乳糖果糖オリゴ糖(トクホ関与成分名:「乳果オリゴ糖」)を機能性関与成分とした甘味料です。
使い方は簡単。シロップタイプなら1日あたり、ティースプーンで2~5杯(8g~20g)をコーヒー・紅茶・ヨーグルト・フルーツ・パンや料理などに、かけたり・ぬったり・まぜたりしてお使いください。
そのまま舐めていただいても構いません。
自然な甘さで、カロリーはお砂糖の40%オフ。(※同じ重さの上白糖との比較)
製品中の乳タンパク質含量は1ppm未満ですので、乳アレルギーの心配はありません。
なるべく毎日続けることで、ビフィズス菌を増やし、おなかの健康管理に役立つ甘味料です。

乳糖果糖オリゴ糖
(乳果オリゴ糖)とは?

オリゴ糖にはいろいろな種類があり、大豆や玉ねぎなどにも含まれていますが、1日の必要量をこれらの食べ物からとるにはたくさんの量を食べ続けなければなりません。
そこで、サトウキビ(ショ糖)と牛乳(乳糖)を原料に自然な甘みを持った「乳糖果糖オリゴ糖(トクホ関与成分名:「乳果オリゴ糖」)」が生まれました。特定保健用食品として「腸内のビフィズス菌を適正に増やしておなかの調子を良好に保つ」表示を消費者庁より許可されたオリゴ糖です。

※「乳糖果糖オリゴ糖」と「乳果オリゴ糖」は全く同じオリゴ糖です。

健康的な食生活のために

いくら体に良いからといって、1つのものだけを食べ続けても健康維持は出来ません。
体の健康には、主食、主菜、副菜を基本にした、バランスの取れた食事が大切です。
多くの食品をバランスよく食べることで必要な栄養素を摂ることができ、体の健康に結びつきます。
オリゴ糖は栄養素でいえば砂糖と同じ炭水化物(糖質)ですが、腸の働きを活発にする食物繊維と同じように腸内細菌のバランスを良好にすることから、毎日の習慣にして上手に取り入れることをお薦めします。

特定保健用食品とは

消費者庁許可 特定保健用食品

「特定保健用食品」とは、食品に含まれる特定の成分(関与成分)が健康の維持増進に役立つと科学的に証明されて、健康に対してどのような機能があるか表示することが、食品単位で消費者庁より許された食品です。
普段の生活に上手に取り入れて皆様の健康管理にお役立て下さい。