お役立ちコラム
春コラム不調を解消する食材 「シソ」
旬食材 「シソ」
シソの葉には体内でビタミンＡに変わるベータカロテンをはじめとしてビタミンＢ₁、ビタミンＢ₂、ビタミンＣ、カルシウム、鉄分などの栄養がギューッと詰まっています。
シソ、ミツバ、ミョウガなど香り野菜は「日本のハーブ」ともよばれ、さまざまな効用が注目されています。
シソの香り成分「ペリルアルデヒド」には強力な防腐と抗菌作用があり、食中毒の予防に役立つほか、食欲増進や消化促進、健胃作用、整腸作用などもあります。まさしくこの季節に欠かせない野菜です！
シソには青ジソと赤ジソがありますが「紫蘇」と書くように、赤紫色の「赤ジソ」が本来の種で青ジソはその変種だと言われています。
赤ジソは青ジソに比べてベータカロテンの量は少ないのですが、アレルギー症状の改善に役立つ「ロズマリン酸」というポリフェノールを含むのが特徴です。
栄養面では青ジソの方がやや優位ですが、健康効果は赤ジソの方が優れています。
この赤ジソは店頭に出回る時期が限られており、６～７月頃にしか出回りません。ですからこの季節だけのお楽しみ、赤ジソを見かけたら爽やかなドリンクを作られてはいかがでしょうか。
赤ジソの葉 １００ｇ
クエン酸 小さじ１
水 ３カップ
『オリゴのおかげ』 適量
（作り方）
１．鍋に水と赤ジソの葉を入れて５分ほど煮出す。
２．赤ジソの葉を取り出して、クエン酸を加えて冷ます。
３．水または無糖の炭酸水で割り、『オリゴのおかげ』を加える。
最初はくすんだ赤紫色の赤ジソの煮出し汁にクエン酸を加えると、酸と反応して目にも鮮やかなルビー色になります。クエン酸は薬局で手に入りますが、レモン汁でも代用できます。
シソに多く含まれる「カルシウム」や「鉄分」などのミネラルは「クエン酸」と一緒になると吸収率がアップします。
シソドリンクの爽やかな香りと酸味が、身も心もスッキリとリフレッシュさせてくれます！夏バテ予防効果もありますので、一度お試し下さい。